世界の国旗作ったよ/来間小中
手作り万国旗を掲揚
来間小中学校の児童たちが7日、同校グラウンドに万国旗を掲げた。一部は放課後子ども教室を活用して作った国旗で9日の運動会のために作った。万国旗を掲げる子どもたちの表情は誇らしげ。「いろいろな国の国旗を知ってるよ」と学習の成果に笑顔を見せた。
国旗作りは、主に幼稚園の園児3人と小学校の児童7人で行った。1学期から始めた活動で、最初は世界各国の国旗を学習。指導する砂川葉子さんが、クイズ形式でいろいろな国の国旗を子どもたちに伝えた。
実際の国旗作りは夏休みに集中して取り組んだ。テーブルクロスをA4サイズにカットし、アクリルの絵の具などを使って細かい部分まで表現した。
市販の万国旗には来間島で生活しているフィリピンやベトナム出身者の国旗がなかったため、これらの国の国旗も正確に作った。
運動会が迫った7日には出来上がった国旗をみんなでつなぎ合わせて完成。運動場内に掲揚した。
6年生の古波蔵恵太君は「国旗作りは色を塗る作業とか楽しかった。この活動でいろいろな国の国旗を知ることができた。これからも世界の国と国旗について学びたい」と話した。
指導者の砂川さんは「各国の国旗を次々と覚えてオリンピック中継で国旗が映るとその国の名前を言ったりして楽しんでいた。国旗作りと生活がフィットしたようで、子どもたちは楽しく学んでいた」と放課後子ども教室を振り返った。