高齢化率21.9%/宮古・多良間
県内最高「超高齢社会」/昨年10月現在県まとめ
昨年10月1日現在の宮古島市と多良間村を合わせた65歳以上の高齢者数は1万2350人で、総人口(5万6519人)に占める割合(高齢化率)は21・9%となり、県内五つの圏域の中で最も高く「超高齢社会」が続いていることが県などがまとめた「高齢化状況」で分かった。高齢者の単身世帯、いわゆる一人暮らしは3256世帯で、総世帯(2万5025世帯)の13%を占めている。
宮古圏域の高齢化率は、県全体の16・8%を大幅に上回っているほか▽北部20・3%▽八重山16・8%▽南部16・4%▽中部16・1%-と比べても高い数値となっている。
一方、歳以上は7403人で総人口に占める割合は13・1%。総人口がほぼ同規模の八重山は5203人で総人口に占める割合は9・6%となっている。
宮古島市によると、同市の100歳以上(今年7月31日現在)は54人(男性8人、女性46人)。地区別では▽平良24人(同4人、同20人)▽城辺10人(同1人、同9人)▽下地10人(同3人、同7人)▽上野2人(同0人、同2人)▽伊良部8人(同0人、同8人)-。
多良間村は70歳以上のお年寄りは288人いるが、最高齢者は97歳で100歳以上はいない。