好評、婚活パーティー/上野地域づくり協主催
参加者の9割/「継続開催を」
博愛の里上野地域づくり協議会(野原勝也会長)が開いた婚活パーティーが好評を得た。今月2日に上野地区で開催されたパーティー参加者の9割が継続開催を求めているという。出会いと交流の場を創出し、地域の活性化を図ろうと取り組んだ婚活パーティー。同協議会では「参加者の声がある以上、継続開催を検討していきたい」としている。
婚活パーティーは、上野地区の独身男性に生涯のパートナーとの出会いを求めてもらおうと開催。参加資格は上野地区の独身男性と宮古島市全体の独身女性で、2日のパーティーには男性22人と女性23人が参加した。
パーティーでは食事タイムのほか、互いの印象度を知らせるカードやアプローチカードの提出、フリータイムなどがあり、参加者はプログラムに沿って互いの交流を深めた。
このパーティーで連絡先を交換した男女もおり、開催翌日には事務局に「ありがとう。とても良い婚活パーティーだった」という声も多数寄せられた。
参加者のアンケートを集約した結果、パーティーに参加した理由は「出会いの場を求めて」が50%。そのほかの参加者は、紹介および誘われて参加した。初めて婚活パーティーに参加した人は全体の85%。運営内容については半数以上が良いと評価しており、安い参加料で「バイキングやワインサービスを楽しめた」と喜ぶ声もあった。結果として継続開催を求める声が90%に達していることが内容の充実を裏付けている。
一方で、同協議会事務局は▽フリータイムの時間が短かった▽会場内の音響が大きすぎた-などの指摘があったことを課題とし、今後の改善点に挙げた。
同協議会事務局長の根間正三郎さんは「手探りの中での開催だったが、予想以上に反響が良く、開催して良かったと思う。スタッフの対応も『良い』という評価をいただいたので、今後の励みになる」と事業の成功を喜んだ。その上で「継続開催を求める声が多いことは事実なので、地域づくり協議会の中で検討していきたい」と話した。