社会・全般
2012年9月30日(日)9:00
ガジュマル複数倒れる/平一小運動場の大木
宮古島地方を襲い、猛威をふるった台風17号。最も多くの卒業生を送り出した平良第一小学校の運動場では長年、子どもたちの成長を見守ってきた大木(ガジュマル)が複数倒れた。
平一幼稚園と平一小の運動場の間にある大木は根こそぎ倒れたほか、道路沿いのスタンド側に植えられた2本の大木も倒れ、一部は金網のフェンスを押し倒している。
職員たちは29日の朝から、散乱した枝などを拾い集めるなど清掃作業を行った。
与那覇止校長は「朝、大木が倒れている状況を見たときはショックだった。特に幼稚園側の木は20年以上前から植えられている。園児たちもよくこの木の下で鬼ごっこなどをして遊んでいたのでとても残念」と話した。
同校では、24日以降に倒れた木の撤去作業を予定している。