運航案内表示を一新/宮古空港ターミナル
5カ国語に対応 来月から本格稼働
宮古空港ターミナルの下地義治社長は26日、同空港内で会見を開き、運航案内表示(フライトインフォメーションディスプレイ)設備をこれまでの「フラップ(機械式)方式」から「液晶モニター方式」を採用し、11月1日から本格稼働することを発表した。
液晶モニター方式は、これまでの日、英の2カ国語表示から中、韓、台を加え5カ国語に対応している。
さらに、表示内容の変更等の多種多様な拡張が可能となり、運航案内表示のほか緊急時案内や動画、広告、気象情報などさまざまな表示が可能となっている。
システムは、1階に到着メーンボード。2階に出発メーンボードがそれぞれ設置され、すでに2階のメーンボードは稼働している。
さらに、有料待合室や搭乗待合室のゲートボードなども稼働している。
現在は、1階の到着メーンボードの工事が進められており、今月中に工事は完了し来月1日から本格稼働となる。
下地社長は「液晶モニターになることでこれまでよりも多くの情報を利用者に提供できるようになる。例えば台風時の進路予報図や広告なども流すことができるので、今後は広告を希望する企業も募っていきたい」と述べた。
そのほか、下地社長は「液晶モニター方式にすることで今後、新たな航空会社が乗り入れた際にも迅速に対応でき、5カ国語に対応していることから、アジア各地からの観光客にも情報案内がスムーズにできる」と説明した。