地域に愛され半世紀/みつば幼創立50周年記念式典
学校法人カトリック学園みつば幼稚園(與世田明美園長)の創立50周年記念式典と祝賀会が27日、同園で行われた。式典には関係者や園児の保護者、地域の人たちが多数詰め掛け、半世紀の歴史を刻んだ同園の功績をたたえるとともにこれからも地域に愛され、未来を担う人材育成に取り組むことに期待を寄せた。また、式典後は園児と與世田園長らによる記念園歌碑の除幕式も行われた。
あいさつで與世田園長は「創立50周年の節目にあたり、これまでの成長と教育活動について神様に感謝するとともに、その成長を支えてくれた保護者、関係者、卒園生、地域の人たち、行政に感謝したい。これからも力を尽くして一層の発展を期したい」と述べた。
また、同学園理事長の押川壽夫那覇教区司教は「これまでこの園を巣立った子どもたち、地域社会に感謝を込めて50年の節目を迎えることができた。これからもこれまで通り、この園を支え、導いてほしい」とあいさつした。
来賓あいさつでは、宮古島市の長濱政治副市長が「子どもたちの可能性を引き出す幼児教育を50年間も担い、多くの優れた人材を輩出してくれて感謝している。これからも宮古の将来を担う人材育成に頑張ってほしい」と述べた。
卒園生を代表して、一期生の下地信輔さんが祝辞を行い、地域に愛される園としてさらなる発展に期待を寄せた。
そのほか、歴代PTA会長に対して感謝状も贈呈された。
式典後は記念園歌碑の除幕式が行われ、碑を前に園児たちが園歌「みつばのように」を大きな声で斉唱した。
祝賀会では「50年の歩みスライドショー」も行われ、関係者たちは半世紀の歴史をあらためて実感していた。