04/18
2025
Fri
旧暦:3月21日 大安 丁 
社会・全般
2012年11月4日(日)9:00

黒糖でサタパンビン/砂川中で消費拡大キャンペーン

島の伝統的な味に舌鼓/県農水産振興センター主催


生徒、保護者、教諭らが協力し合って黒糖を活用した甘味作りに挑戦した=3日、砂川中学校

生徒、保護者、教諭らが協力し合って黒糖を活用した甘味作りに挑戦した=3日、砂川中学校

 やっぱり、島の味はサイコー-。県農林水産部宮古農林水産振興センターによる宮古地区黒糖消費拡大キャンペーンとして3日、砂川中学校で黒糖を活用した甘味作りや宮古の製糖史のレクチャーなどが行われた。生徒と保護者、教諭らが30㌔の黒糖を使ったサタパンビン、くずもち、ぜんざい作りに挑戦。100人分を完成させ、同日に同校で行われた親子柔道・ソフトバレー大会の中で振る舞われた。


 宮古島を代表する農産物の黒糖を利用した甘味に舌鼓を打った生徒たちからは「おいしいね」「とても上手にできている」などの感想が聞かれた。

 この取り組みは、県産黒糖の消費拡大を図るため、県が5月10日の黒糖の日から9月6日(黒の日)までを黒糖消費拡大キャンペーンと設定し、さまざまなイベントを行ってきた。

 今回は、宮古製糖城辺工場に近く、日ごろから交流のある砂川中学校で同キャンペーンを行うことで、生徒たちに地域の基幹産業であるサトウキビと製糖工場について深く理解してもらうことを目的に実施した。

 ぜんざいとくずもち作りに挑戦した下地茉希子さん(3年)は「ぜんざいもくずもち作りも初めての経験だがとても楽しい。黒糖を使った料理は日ごろあまり食べる機会がないが、きょうはおいしくできたのでみんなにおいしく食べてほしいし、私もたくさん食べたい」と笑顔で話した。 

 そのほか、校内では黒糖についてのパネル展や宮古製糖の担当者が宮古の製糖史について紹介。生徒たちは宮古の基幹農業であるサトウキビについて理解を深めていた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年4月16日(水)9:00
9:00

今年105回の入港予定

クルーズ船、昨年の2倍/平良港   今年一年間に平良港への入港が予定されているクルーズ船の回数は105回で、昨年の52回の2倍になることが那覇港管理組合クルーズ寄港予約管理システムのまとめで分かった。今年は1月1日の「コスタセレナ号」(11万4261…

2025年4月12日(土)9:00
9:00

「はしご旅」の魅力PR

旅行関係メディア招きトーク 1度の旅行で二つのホテルを「はしご」して異なる楽しみ方を味わう「宮古島はしご旅」を周知するトークセッションが9日、市内の飲食店で行われた。サントリーニホテル&ヴィラズ宮古島、ヒルトン沖縄宮古島リゾートと、両施設の「はしご旅」プランを…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!