社会・全般
2012年12月4日(火)9:00
育てた菊350鉢/鏡原中
伝統の菊まつり盛況
「みんなの心に花が咲く 笑顔 届ける菊の花」をスローガンに掲げた第35回菊まつりが2日、鏡原中学校(島尻政俊校長)で行われた。生徒71人が愛情を込めて育てた約350鉢の菊が飾られた。即売会では飛ぶように売れ、生徒たちの笑顔は満開となった。
伝統の菊まつりを再確認し、学校・家庭・地域が一体となった連携・連帯の教育活動を推進する集会活動を通して、学校への誇りや豊かな感性をはぐくむ場とするのが目的。
菊まつり発表会・鑑賞会の後、即売会は開かれた。あいにくの雨で、菊の愛好者らは傘を差して参加。鮮やかな赤色や黄色などの花が咲き誇り、愛好者らは花の咲き具合やつぼみなどを調べてから買い求めていた。
同校を卒業した下地誠さんは「私たちが中学生の時にも菊まつりは開かれていた。長男・長女も菊まつりを体験しているから親子2代の体験者となる。生徒たちが丹精を込めた菊は素晴らしいので買いました」と笑顔で話した。