冷たい雪に大はしゃぎ/宮原幼小の児童と園児
山形の寺内小から雪届く
宮原小学校(屋嘉比邦昭校長)で22日、「雪合戦」と「もちつき会」が行われた。使った雪は山形県の尾花沢市立寺内小学校(矢口広道校長)からの贈り物で、子どもたちは真っ白でやわらかな雪の感触を確かめながら雪合戦を楽しんだ。
また、雪合戦ともちつき会の前には、毎年恒例の新春トリムマラソンも行わ
れ、全校児童と園児たちが心地よい汗を流した。
屋嘉比校長の合図とともに雪合戦が始まると、園児と児童18人は「冷た~い」「気持ちいい」と雪の感触を楽しみながら、手のひらで作った雪の球を投げ合った。
砂川希さん(5年)は「実際に降っている雪はまだ見たことないけど、雪合戦はとても楽しかった。今度はもっとたくさんの雪で雪合戦をしてみたい」と笑顔で話した。
宮原小はこれまで矢口校長との交流を深めており、矢口校長が昨年4月に赴任した同校とも交流を図ってきた。
これまで、宮原小からはサトウキビや黒糖、マンゴーなどが贈られ、寺内小からはさくらんぼ、くじらもち、雪がプレゼントされている。
雪の入った箱には、矢口校長や寺内小の児童たちからの手紙も入っており、矢口校長の手紙では、学校周辺には2メートルの雪が積もっていて、毎日の登下校に苦労していることなどが紹介されていた。
雪合戦の後は、もちつき会も行われ、子どもたちが協力し合ってついたもちをきな粉、あずき、砂糖じょうゆに付けて味わった。