新執行態勢がスタート/宮古青年会議所
通常総会で決算・予算承認
宮古青年会議所の通常総会が26日、市内のホテルで開かれ、2012年度一般会計収支決算や13年度一般会計収支予算などを原案通り承認した。会員のほか県内の各青年会議所の関係者らが参加。野津芳仁理事長は「今後は一般社団法人格取得に向け定款の見直しを行い、本年度中に一般社団法人として始動できるように申請作業を実施する。より一層地域に貢献した事業を積極的に展開し、組織の進化を図っていく」と所信表明した。
野津理事長ら新役員による執行体制は1月1日から正式にスタート。野津氏は52代理事長。任期は1年。
2013年のスローガンは「Positive Action~志を高く!地域と己の成長のために今行動しよう~」。基本方針は▽地域に貢献できる事業の展開▽宮古青年会議所を担っていく会員の育成と組織力強化▽組織的に会員拡大に取り組むシステムの構築-の3本柱。
野津理事長は「自ら進んですることが自分自身の資質を向上させ、ひいては地域のため、人のためとなることを自覚し、柔軟な発想と確固たる信念を持って行動する青年経済人となる」と強調した。その上で「誇りの持てる潤い豊かな地域の創造を目指し、地域の皆様とともに活動していく」と力強い意欲を見せた。
12年一般会計収支決算では、182万4500円を次期繰り越し。13年度一般会計収支予算では、収入が908万2000円、支出1043万3000円。
総会終了後、懇親会が開かれた。下地敏彦市長、下地昌明多良間村長、宮古島商工会議所の下地義治会長、宮古島観光協会の豊見山健児会長から祝辞が寄せられ、参加者らのさらなる活躍を祈念した。
新役員は次の通り。
理事長=野津芳仁▽直前理事長=垣花厳志▽副理事長=狩俣智克、下地盛智▽専務理事=富山忠彦▽総務広報委員長=上地隆徳▽ひとづくり委員長=藤村直樹▽まちづくり委員長=高里祥▽理事=伊波孝子、神里裕哉、伊良部行秀、宮國寿成、川満正人、吉岡洋平、久貝博義、長嶺雄次郎、長浜恭志▽監事=濱元雅浩、中尾忠筰