体操で介護予防/シンポやパネル展開催
めざせがんじゅーアイランド
「めざせがんじゅーアイランド~元気イキイキ美ら島介護」(主催・県)が17日、マティダ市民劇場で開かれた。子どもから大人までが介護予防体操「ちゃーがんじゅう体操」で体をほぐし、健康の大切さを実感した。
介護保険制度を正しく知って上手にサービスを利用することや元気に年を重ねるための体と心の健康づくりを若いうちから始める大切さについて理解を深めてもらうのが目的。この日と同様のイベントはこれまで沖縄本島北部、中部、南部、八重山で実施され宮古が最後の開催となった。
開催地代表で市福祉保健部の国仲清正部長は「平成12年度に介護保険制度がスタートした。その後、介護保険を利用する人が増え、介護給付費が多く大変になっている。介護給付費を考えた場合は、介護予防対策が急務。介護予防で、いつまでも健康で社会参加をしてください」とあいさつした。
次いで介護保険制度や介護(介護予防)サービスの手順説明、演芸集団「FEC(フリーエンジョイカンパニー)」による漫才、「めざせがじゅーアイランド」をテーマにしたシンポジウムが開かれた。
会場ロビーでは、パネル展を実施。介護予防につながる生活習慣の改善として▽運動習慣の徹底▽食生活の改善▽禁煙の実行-を挙げていた。