安全な街づくりに決意
功労伝達とマップコン入選報告
宮古かぎすま安全なまちづくり推進協議会(会長・下地敏彦市長)は21日、市役所平良庁舎でちゅらうちなー安全まちづくり協議会(会長・仲井眞弘多県知事)の功労者など表彰伝達式と第9回小学生のぼうさい探検隊マップコンクール(主催・朝日新聞社ほか)入選の報告会を開いた。下地市長は「安全なまちづくりは、そこに住んでいる人が取り組むことが望まれる。それに行政は支援し、環境・道路を整備していく。マップ作りは子どもたち目線で作られ、とても良い」と述べた。
個人功労は、腰原女性会子どもを守るパトロール隊長の宮平エミさん(68)、音楽家の下地暁さん(55)、団体功労は、東川根自治会・パトロール隊(平良博延隊長ら19人)。
入選は、ネバーランド児童館「デンジャラスボーイズ」(上地常美代表)、南ドーム児童館「ワイルド探検隊」(川満幸代代表)、池間添児童館「ワイドー!美ぎ島隊」(山内美由喜代表)。
同推進協議会副会長で宮古島署の宮城英眞署長は「地域の安全は地域で守ることが大事。治安を預かる者として、市民に信頼され協力を仰がなければならない。今後とも民警一致をお願いしたい」と語り、受賞者らの貢献をたたえた。
次いで宮古島地区防犯協会の前川尚諠会長が、受賞者らのさらなる活動に期待を込めた。
宮平さんは「女性だけのパトロール隊を結成して今年で8年目になる。会員24人の延べ参加は1000人を超えている。今後も無理なく楽しく、体力の続く限り活動したい」と意欲を見せる。