SWALジェット 宮古に就航
20年ぶりにお目見え/JTA
日本トランスオーシャン航空(JTA)は9日、オレンジ色が懐かしい南西航空塗装の「SWALジェット」を宮古空港に初めて就航させた。澄んだ青空に鮮やかに映えるオレンジ色の機体は午前8時すぎに着陸。同8時40分すぎには那覇に向け離陸した。搭乗通路の窓越しにカメラでSWALジェットを写真に収める乗客らの姿も見られた。
塗装機材は145人乗りのボーイング737-400型1機。この機材が就航している全路線で使用される。
就航期間は5年間を予定。今回は20年ぶりに当時のデザインを復活させた。
オレンジ色の流線型ストライプの入ったデザインで、1978年12月に南西航空初のジェット旅客機ボーイング737-200型機就航と同時に導入され、93年に社名が変更されるまで長く県民に親しまれてきた。
SWALジェットの復活は、「うちなーの翼」であり続けたいという思いと、宮古島を含む離島の翼、ひいては県の地域発展に貢献したいとの思いで就航させた。
同社は「南西航空時代を知る世代には懐かしさを、知らない世代には新鮮さを感じるSWALジェットで快適な沖縄の空の旅を楽しんでほしい」としている。
なお、10日付、本紙面の運航表ではジンベイザメをデザインした機体は「★」SWALジェットは「●」の印でそれぞれ示されている。