砂川高道君が現役で東大合格
北中からラサール高へ進学/将来の夢は検事
北中学校から全国有数の進学校ラサール高校(鹿児島県)に進学した砂川高道君(18)が東京大学文科Ⅰ類に現役で合格した。
高校の卒業式を終えて宮古に戻っている砂川君は「合格発表までは不安な気持ちだったが合格の知らせを聞いたときはとてもうれしかった」と笑顔で話した。
中学卒業後、ラサール高に進学し3年間、寮生活で勉強や部活に取り組んできた。「ラサールには全国から優秀な生徒が入学してくる。そうした中でたくさんの友人ができ、お互いに刺激し合いながらが頑張れたことが良かった」と話した。
校内の定期試験では、高校3年になってから番以内をキープし、その後5番以内となり、昨年末に行われた最後の試験ではついに1位になった。
高校生活については「部活で弓道を3年間頑張れたし、昨年の体育祭も勉強そっちのけで取り組んだ。勉強だけではだめなのでそれ以外のことも楽しみながら高校生活を送ることができた。将来、東大を目指す後輩たちにはこうした環境で頑張れる県外への進学も選択肢の一つであることを知ってほしい」と話した。
将来の夢は検事と話す砂川君は「今回の合格は将来の夢に向けて一つの扉が開いた感じ。大学でも勉強を頑張って司法試験に挑戦し夢を実現したい」と目を輝かせた。
父の健二さんは「宮古の後輩たちが自信を持てるようにこれからもまたさらに頑張ってほしいと思う」と話した。