キビ刈り「お疲れさま」/下地地域づくり協
ぶがりのーす演芸会盛況
宮古島の方言で疲れを癒やすことを意味する「ぶがりのーす」-。この言葉をタイトルに掲げる演芸会(主催・下地地区地域づくり協議会)が23日午後、下地農村環境改善センターで開かれた。多数の下地地区住民が集い、趣向を凝らした余興を楽しみながらキビ刈りで疲れた体を癒やした。2012年度に学業やスポーツで優秀な成績を収めた児童生徒も表彰し、次年度の活躍に期待を込めた。
地域づくり協議会の川満省三会長は「1年間の締めくくりです。演芸会を楽しんでほしい」と来場者に呼び掛け。表彰される児童生徒には「今回の受賞を励みにさらに頑張ってください」と激励の言葉を贈った。
この後、優秀な成績を収めた児童生徒を表彰。川満会長が賞状と記念品を贈り、活躍をたたえた。
表彰が終わると演芸会が幕開け。下地総合スポーツクラブによる屋台太鼓を皮切りに、小学生の校歌遊戯、保育園児の愛らしい踊りと続いた。
婦人会が優雅な踊りを披露すると中学生は吹奏楽を演奏。方言劇や手話劇、青年団による迫力のバンド演奏もあった。
来場者は演目ごとに大きな歓声と拍手を送り、演芸会を催した地域づくり協議会と出演者に感謝の気持ちを表していた。