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社会・全般
2013年4月11日(木)9:00

トウガン食べて健康に/実行委主催

消費拡大でキャンペーン/1個100円、2500個を完売


飛ぶように売れたトウガン=10日、JAあたらす市場

飛ぶように売れたトウガン=10日、JAあたらす市場

 「とうがんの日(4月10日)」の消費拡大キャンペーン(主催・同実行委員会)が同日、JAあたらす市場で行われた。セレモニーで岡村幸男実行委員長は「トウガンをもっと食べて、地産地消の促進を」と呼び掛けた。前田幹男県宮古農林水産振興センター所長と下地敏彦市長は「トウガンは低カロリーで健康にいい野菜」とPR。農家代表の山口修さんの音頭で、生産目標の1000㌧達成へ気勢を上げた。1個100円のトウガンは、飛ぶような売れ行きだった。


 同キャンペーンは調理法の紹介や、安全安心な宮古島産トウガンを広くアピールして消費拡大を図る狙いで実施した。

 1個100円のトウガンは、店の中央に満載。大勢の客が、われ先にと買い求めていた。用意したトウガンは午前、午後の分合わせて約2500個。午前中の分は、約1時間で売り切れた。

 買い求めた客らは「安いのでうれしい。毎年、とうがんの日を待ちかねている」と満足げな顔。60代の女性は「トウガンは豚ソーキ汁や鳥汁、刺身、漬け物にするとおいしい。料理の材料として用途が広い。きょうは肌寒いから、温かい鳥汁にするよ」と笑顔いっぱいだった。

 JA女性部のトウガン料理のコーナーでは、ジャムやくず餅、ドライフルーツなど十数種類を紹介した。

 新垣繁子さんは「部員たちのアイデアが光っている。どれも素晴らしい料理。昔母が作ってくれた懐かしいドライフルーツを自分でも作ってみたい」と多彩な料理に関心していた。

 女性部はトウガンの漬け物やサタパンビンを安く販売し、消費拡大をPR。みゃーくぬ味加工推進協議会の「とうがんパイ」(1個100円)も好評を博した。

 とうがんの日は沖縄方言の「し(4)ぶい」と「とう(10)がん」の語呂合わせで設定した。トウガンは低カロリーな健康食材として、県外でも浸透するようになった。宮古地区の冬春期のトウガン出荷量は、全国一を誇る。


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