大型連休スタート/空港に観光客続々
入域ピークは来月3日
ゴールデンウイーク(GW)初日の27日、あいにくの雨模様にもかかわらず、宮古空港には大型連休を宮古島で楽しもうという本土や沖縄本島からの観光客が続々と到着した。航空3社(JTA、RAC、ANA)によると、東京、那覇から宮古観光に訪れる観光客数がピークに達するのは5月3日になる見込みだ。また、宮古から那覇への路線予約が集中しているのは29日と5月3日となっており、この連休は3、4日ごろが宮古観光入域のピークとなりそうだ。
島内の主要レンタカー5社の予約状況は27日から6日までがほぼ満杯の状態。とりわけ5月3、4日は各社とも予約で埋まっておりキャンセル待ちの客もいるという。
日本トランスオーシャン航空(JTA)の東京-宮古路線の宮古到着便は27日~5月4日までほぼ満席。また、5月4~6日は羽田到着便が満席の状況だ。那覇-宮古便の宮古到着便は3日の計5便が予約で埋まっており、全日空(ANA)では5月2、3日の那覇発計5便全便が予約で埋まっている。
GWを宮古島で過ごそうと訪れた高橋伸一さん、智子さん夫妻=千葉県=は昨年11月に島を訪れ、2度目の来島となる。伸一さんは「前回は下地島で写真を撮影するために訪れたが、今回も連休を使って写真撮影のために訪れた」と話した。
家族4人でやって来た福元美由紀さんは、夫和仁さんの転勤で那覇に赴任し、宮古を訪れるのは今回が初めてという。福元さんは「海がとてもきれいだということで、宮古で過ごすことに決めた。シュノーケリングをとても楽しみにしている」と話していた。
大型連休を利用して浦添市の実家に帰るという川満由希乃さん(24)=平良=は、「子供に動物を見せてあげたい」と沖縄こども国(沖縄市)で遊ぶ予定だ。仕事の都合で沖縄本島にいる夫と合流し、家族水入らずで過ごすという。光凰君(2歳)と光翔君(0歳)も一緒の旅行で、由希乃さんは「沖縄美ら海水族館(本部町)にも行ってみようか」と子どもたちに話しかけていた。