GW明けたらごみ散乱/ビーチなど
バーベキューの残りそのまま
ゴールデンウイーク(GW)が明けた7日、ビーチや行楽地には行楽客らが残していったとみられるごみが散乱し、景観を損ねている。公園を管理する市都市計画課では「自分で出したごみは持ち帰るようにしてほしい」と話している。
パイナガマビーチの駐車場の一角には、バーベキューの残りやタバコの吸い殻、紙コップ、ペットボトルなどが入ったごみ袋が無造作に置かれていた。
また、同ビーチの芝生が広がる空間では、バーベキューで使用したと見られる灰や木炭の燃え残りが目に付いた。
市が管理する公園は都市公園と農村公園など大小約80カ所あるが、バーベキューができる公園は、狩俣にある健康ふれあいランド農村公園と荷川取漁港内公園のみとなっている。
同課では、火の使用は公園内での禁止行為に当たると指摘。「ルールとマナーを守って利用してほしい」と話している。
市から委託を受けてトゥリバー地区の清掃を行っていた男性は「きれいな所で遊んだなら、きれいにして帰るべきではないか」とため息をついていた。
市によると公園内での禁止行為は▽飲酒▽損傷、汚損▽宿泊▽指定場所以外での車の乗り入れ▽たき火-など。該当する人には、市都市公園条例の定める罰則規定により1万円以下の過料を科する場合があるとしている。