来月3日から宮古病院経由/宮古協栄バス
3系統で路線変更/当面は午前2便のみ
宮古協栄バス(豊見山健児代表)は、新宮古病院の一般診療が開始となる6月3日から、新城吉野保良線、与那覇嘉手苅線、新里宮国線の3系統のうち、郡部から平良へ向かう平日の午前2便を、新宮古病院を経由するルートに路線変更する。病院から郡部へ戻る路線の設定については、今後の利用状況や利用客の要望などを踏まえ検討される。
新宮古病院のバス停は、病院敷地内の正面入口付近に設置。新城吉野保良線と新里宮国線は「ほがらか理容館前」と「農林高校前」、与那覇嘉手苅線は「市営住宅前」と「農林高校前」の間で経由する。
宮古病院を経由する路線の発車時刻は、新城吉野保良線が保良発午前7時40分と同8時20分、与那覇嘉手苅線は嘉手苅発午前7時40分、与那覇発同7時50分と嘉手苅発同8時40分(来間経由)、与那覇発同9時5分。新里宮国線は宮国発午前7時40分と同8時55分(空港ターミナル経由)。いずれも宮古病院を経由するのは平日のみ。
友利線の友利発午前7時45分または同8時50分、長北山北線比嘉発同9時に乗車すれば、「下地鮮魚店前」で宮古病院経由路線に乗り換えることができる。
今回の路線変更で、郡部から宮古病院へ向かう午前2便のみを経由させる理由について、同社では「病院へ来たついでに、買い物をして帰る利用客も多く、病院から郡部へ帰るバスのニーズが不確定」とした上で、「帰り便については、今後、利用者の反応などを見ながら検討していきたい」との考えを示している。
今回の路線変更に合わせ、各路線でダイヤ改正が行われるほか、一部路線で増便や減便、経由地の変更なども行われる。6月3日からの路線、ダイヤについての問い合わせは同社(電話72・2414)まで。