社会・全般
2013年6月2日(日)9:00
人権啓発漫画本を配布/擁護委員協
3日に相談所開設
宮古島人権擁護委員協議会(神里清春会長)の委員らが「人権擁護委員の日」の1日、漫画本やタオルを配布し、人権侵害のない社会の実現を訴えた。人権相談を3日に、宮古島市と多良間村で開設することもチラシを配り周知した。同啓発活動は平良のサンエーショッピングタウンなど、旧市町村の6カ所で行った。
漫画本ではクラスの仲間が連携して、級友の一人を「いじめ」から解放するストーリーなどを紹介した。
同本の冒頭では「人権とは、一口でいえば私たちが、社会生活において幸福な生活を営むためにどうしても必要な権利。この権利は、日本国憲法によって、すべての国民に保障されている」と、人権思想の意義を強調する。
宮古島市の人権相談は3日午後1時30分から4時まで、市平良庁舎1階会議室で開設。多良間村は同日午後2時から4時まで村役場1階会議室で行う。
相談は近隣とのトラブル、家庭内のもめごと、いじめ、体罰に関する問題、離婚、DV、扶養、相続、遺言、借地、借家―などに応じる。