富名腰自治会の誇り/佐藤さんの叙勲受章
地域活動に感謝し祝う
佐藤末治氏叙勲受章祝賀会(主催・同祝賀会実行委員会)が23日、市内の富名腰公民館で開かれた。富名腰自治会や西里字会、平一体協、南体協の関係者らが集い、佐藤さんのさらなる活躍と佐藤家の繁栄を祈念した。
岩手県出身の佐藤さんは、航空自衛隊に35年間勤務し、2005年に退職。今年国防功労で瑞宝単光章を受章した。宮古出身の妻タカ子さんの古里で暮らしている。
祝賀会で、実行委員長の喜久川隆富名腰自治会長は「富名腰自治会では初めての叙勲受章。栄誉ある叙勲は、自治会の誇り」とあいさつ。西里字会の富浜浩代表理事は「佐藤さんは国防を守り、私たちの生命・財産を守るという素晴らしい活躍をされた。敬意を表したい。退職後は、ボランティアでPTAや子どもたちのスポーツ・教育に力を入れている。叙勲の受章は妻タカ子さんの内助の功のおかげ」と祝辞を述べた。
この後、佐藤さん夫妻に花束が贈呈された。佐藤さんは「自衛隊では、皆さんの税金に大変お世話になった。今後も富名腰自治会、西里字会、平一・南体協のために頑張りたい」と決意を新たにした。タカ子さんは「皆さんや周りの人のおかげで叙勲を受章した。これからも夫は皆さんのために働くと思うので、声を掛けてもっと働かせてください」と深々と頭を下げた。
舞台では、久田流根間幸子舞踊研究所が琉舞などを披露し、花を添えた。