「飲んだら、乗らない!」/宮古島署・交通安全協
ティッシュボックスで呼び掛け
夏の交通安全運動の一環で、宮古島署(宮城英眞署長)と宮古島地区交通安全協会(宮里敏男会長)は11日、「飲んつかー乗らん」との交通安全標語を記載したティッシュボックスを市内の居酒屋に配布した。この取り組みは、地域全体で飲酒運転の根絶を図ることが目的で、居酒屋の客がティッシュを使う際に常にこの標語を見ることで飲酒運転に対する意識の高揚を図ることを目指している。
ティッシュボックス作戦の出発式で宮城署長は「この作戦は素晴らしいアイデア。今年は宮古島署管内で飲酒運転に絡む交通事故は発生していない。また、死亡事故ゼロも1年以上続いている。これも協力団体、市民のおかげ。飲酒運転根絶に向け民警一体となって頑張ろう」と呼び掛けた。
交通安全協会の宮里会長も「こうした作戦を通して飲酒運転の根絶と交通ルールの順守に対する市民の意識がさらに高まることを期待している」と述べた。
出発式では、宮城署長と宮里会長から参加したボランティア団体にティッシュボックスが配布され、出発式後は5グループに分かれて市内の居酒屋に500枚配布した。
また、この日参加した飲酒運転根絶子ども普及少年団にも北小学校分としてティッシュボックス300個と下地小学校分として100個が手渡された。
そのほか、出発式では6月30日に行われた子ども自転車県大会で3位に入賞した下地小学校の児童による自転車模範演技も行われた。