社会・全般
2013年7月20日(土)9:00
クイチャーで豊年祈願/宮古島夏まつり開幕
宮古島夏まつり2013(同まつり実行委主催)が19日、2日間の日程で開幕した。初日は、平良西里の漲水御嶽と宮古神社で豊年祈願祭が行われ、女性たちがクイチャーを踊り五穀豊穣と無病息災を祈願した。夕方からは3通り商店街で歩行者天国が実施され、浴衣姿の家族連れや観光客でにぎわった。最終日の20日はパレードやミス宮古の発表会、東西大綱引きなどが行われる。
漲水御嶽で行われた豊年祈願祭では、ツカサたちが祈りをささげる中、漲水クイチャー保存会や池間の女性たち、西原みどり会のメンバーが御嶽に向かって祈願舞踊を奉納。徳八琉太鼓の演奏も花を添えた。
主催者を代表して実行委員長の下地義治宮古島商工会議所会頭は「中心商店街の活気あふれるにぎわいを満喫し、夏祭りを楽しんでほしい。元気ある宮古島市のPRに一役買ってほしい」とあいさつした。
長濱政治副市長は「台風7号は雨をもたらさなかった。キビ農家は塩害を心配している。クイチャーを一生懸命踊って、恵みの雨を降らそう」と呼び掛け。参加者全員でクイチャーを踊り、五穀豊穣を祈願した。