「お中元に最適」/宮古島漁協
「もずくスープ」PR
宮古島漁協の粟國雅博組合長が31日午後、市役所平良庁舎に下地敏彦市長を訪ね、このほど発売を開始した「もずくスープ」をアピールした。試食した下地市長は「とてもおいしい。宮古の人みんなに食べてほしいモズク商品だ」とスープの美味に舌鼓を打った。
もずくスープは、同漁協と熊本県にあるカネリョウ海藻が共同で開発。今は同漁協と「島の駅みやこ」で販売している。
塩抜きした宮古島産の生モズクをそのまま使用しており、お湯か水で溶かすカツオだしスープとともに味わう。生モズク特有の食感とカツオの風味たっぷりのスープが売りだ。
1カップ当たり40㌘の生モズクを使用。エネルギーは8㌔㌍に抑え、栄養価の高い健康食品としてもアピールしている。
粟國組合長は「お湯でも水でもどちらでも食べることができる商品。お中元に最適なので島の人に活用してほしい」とPRした。
下地市長は「モズク本来の食感が十分に生かされていてとてもおいしい。宮古島産の生モズクがしっかり味わえる」と話し、高い完成度を評価した。
もずくスープは1カップ150円。12個入りの1ケースは割安となる1500円で販売している。
同漁協の今期モズク取扱量は約650㌧で、前期比2倍以上。売上高は1億2000万円超えで、前期の4400万円を大幅に上回る実績を収めている。