防犯パトロール隊を結成/多良間中PTA
安全確保、防犯活動充実へ
【多良間】多良間中学校PTA地域安全パトロール隊が7月29日に発足した。同日、宮古島署と宮古島地区防犯協会が委嘱状を交付し、パトロールの実施に伴う地域の安全強化に期待を込めた。
委嘱状交付式が同校で行われ、宮古島署生活安全課の砂川久義課長と防犯協会の前川尚誼会長が同校の池田満校長とPTA(桃原光盛会長)の東風平正明副会長に委嘱状を交付。同時に帽子やベスト、ライトなどの防犯グッズも手渡した。
砂川課長は「パトロール隊の結成に感謝したい。地域の安全、子どもの安全確保に取り組んでほしい」と激励。前川会長は「自分の地域は自分たちで守る。子どもたちのために、PTA、地域と連携を取り、事件・事故のない住みよい多良間島になるような防犯活動を期待している」と話した。
これを受け、PTAの東風平副会長は「防犯活動を充実させ、子どもたちの健全育成に取り組みたい」と決意を述べた。
この日は1回目の夜間パトロールも実施。村公民館前をスタートして村内を回り、安全確保に努めた。
同パトロール隊は、夏休みの夜間パトロールを中心に生徒の安全確保と非行防止を図るとともに、地域の防犯意識の高揚を狙いに結成された。宮古地区では25団体目の結成となる。