オール宮古で特産品PR/中元フェア
4市場と生産者が合同開催
あたらす市場、公設市場、ワイドー市場と島の駅みやこなど販売施設関係者と、生産者らが8日、市平良庁舎に下地敏彦市長を訪ね、「みゃーくぬ味でお中元フェアー」を10日から21日まで、各販売施設で開催すると報告した。この取り組みは、宮古島のお中元時期に宮古島の素材でつくった産品(商品)を島の販売店で買ってお中元などの贈答品に使ってもらい、島の活性化に役立てようと始めた。
関係者らは「生産者と消費者をつなぐパイプ役として、お中元にぜひ島産品を贈ってほしい」と呼び掛けている。
下地市長は「とても良い取り組み。市平良庁舎の1階ロビーでも展示PRしてはどうか」と提案。12日~17日まで同ロビーで開催することが決まった。
お中元セットは生産者が島の食材を使った産品の詰め合わせで、それぞれの市場で購入できる。セットはAセットが黒糖クッキーなど7品目、Bセットが大漁漬(マグロ)など6品目、Cセットは塩漬けもずくなど6品目の詰め合わせなどがある。
商品は各施設で販売されており、ギフトセットはお好みの商品を詰め合わせることもできる。各施設では期間中「みゃーくぬ味お中元コーナー」を設置して販売にあたる。
島の駅みやこの西里長治代表は「宮古島のお中元時期にはマンゴーの最盛期も外れてしまう。この時期は島産品の品揃えが薄くなりがちなので、このような詰め合わせなどで、オール宮古で島産品のPRをしっかりとやりたい」と話した。