「まもる君・まる子ちゃん」設置/東平安名崎入口
写真撮影用パネル 第1号は伊藤さん家族
宮古島署(宮城英眞署長)と宮古島地区交通安全協会(宮里敏男会長)は10日、城辺東平安名崎入口に「宮古島まもる君・まる子ちゃん」写真撮影用パネルを初めて設置した。セレモニーで、宮城署長と宮里会長がパネルの穴に顔を埋め、飲酒運転根絶と交通事故ゼロを訴えた。同じく顔を埋め記念撮影第一号となったのは、東京都から観光で訪れていた伊藤要さん(41)と妻、小学5年で娘の桃香さん(10)、同3年で息子の純平君(8)の4人だった。
観光客や地域住民から警察官に扮した人形「宮古島まもる君・まる子ちゃん」兄妹の記念撮影を求める要望が多いことから、その要望に応えて同パネルを設置した。パネル(高さ183㌢、幅136㌢)は鉄筋コンクリートの基礎に固定されている。同パネルは、近代PR、共和産業、昭和建設工業、地域交通安全活動推進員が寄贈したもの。
パネルの中央には「私たち兄妹の思いを心に刻み、『交通安全』を宮古島からのお土産としてお持ち帰り下さい」と文字が書かれている。
セレモニーで、宮里会長は「宮古島まもる君・まる子ちゃんは全国的に知名度があり、飲酒運転根絶と交通事故防止には効果がある」と語り、同パネルの活用を呼び掛けた。
宮城署長は、寄贈者に感謝の意を表した上で「全国的にはDJポリスがクローズアップされているが、それ以前から宮古島まもる君・まる子ちゃんは全国的に有名。まもる君・まる子ちゃんは雨の日も風の日も立ち番勤務に勤め、黙って飲酒運転根絶や交通事故防止に使命を発揮しており、パネル設置の意義は大きい。宮古では交通死亡事故は1年5カ月ゼロが続いており、さらに更新を続けたい」と決意を新たにした。
伊藤さんは「記念撮影第1号は光栄。子どもたちがパネルに顔を埋めた記念撮影ができて、良かった」と喜んでいた。