先島初の支援販売機設置/沖縄コカコーラ
乳がん患者の会「まんま宮古」/売上げの一部寄付
宮古島市公設市場駐車場向かいの和工ショールーム前にピンクリボンのロゴが描かれた自動販売機が5月17日から設置されている。この販売機は沖縄コカコーラボトリングが乳がん患者会の「ピンクリボン活動」を支えることを目的に設置した支援販売機で、県内10番目で、先島地区では今回が初設置となった。売上げの一部が乳がん患者会「まんま宮古」のピンクリボン活動に対して寄付される。
ピンクリボン活動とは、乳がんの早期発見・早期診断・早期治療の大切さを訴えるための活動のこと。
乳がん患者の会まんま宮古の深澤麗子会長は「多く人がこの販売機で飲み物を購入してくれるとそれが私たちの活動を支えてくれることになる。この販売機は私たちの夢を叶える第一歩。患者や患者を支える家族、かかわるすべての人に勇気と希望を与えてくれると思う」と話した。
まんま宮古は、沖縄本島にある乳がん患者の会ぴんく・ぱんさぁのサポートで2009年に発足し、現在の会員数は20人。
同じ病気を経験した者同士で情報を共有し、支え合いながらさまざまなイベントや勉強会などに積極的に参加することで、乳がんに関する正しい知識を持つことの大切さを学んでいる。
販売機には、乳がん撲滅を願うピンクのリボンとぴんく・ぱんさぁのマスコット「ちっち」が描かれている。