個性豊かな38点の力作展示/漂着物アート展
海中公園で開催中
海洋調査研究会(池間隆守会長)の第11回漂着物アートコンクールの展示・投票が12日、宮古島海中公園で始まった。17日まで。このコンクールは来場者の投票で審査する仕組みで投票数に応じて入賞作品を決める。今回は38点の作品が展示されており、主催者では期間中多くの来場を呼び掛けている。
このコンクールは海浜の美化と保全が狙いで、「美しい海の創出」をテーマに掲げて海浜の漂着物を利用したアート作品を募集し、展示、審査を行っている。
展示会場の海中公園には個性豊かな作品が展示されており、海浜に流れ着いた流木や貝殻、漁具を使ってウミヘビや魚、ウミガメといった海の生き物のほか、大きなキャンバスに貝殻や島ぞうりなどを用いて迫力ある東平安名崎を描いた作品なども並んでいる。
海中公園に訪れた観光客からは、漂着物から創出されたアート作品に「南国の人らしい色鮮やかな作品が多いね」「漂着物でこんなきれいな作品ができるんだね」などの感想が聞かれた。
16日の午後3時に投票の開票が行われ、同日の夕方ごろまでに本人あてに審査結果を通知。18日には表彰式が行われる。