11/22
2024
Fri
旧暦:10月21日 赤口 己 
社会・全般
2013年8月16日(金)9:00

「煙突サタヤー」の再現を/旧西中製糖場煙突

検討委員会が発足


「煙突サタヤー」再現検討委員会を立ち上げたメンバー=15日、西中公民館

「煙突サタヤー」再現検討委員会を立ち上げたメンバー=15日、西中公民館

 国の有形文化財「旧西中共同製糖場煙突」を保持・継承しながら地域の活性化を図ろうと、城辺西里添の住民らが15日、「西中共同製糖場 宮古島レンガ煙突サタヤー」再現検討委員会を立ち上げた。煙突の周辺に「製糖サタヤー」を整備し、魅力ある街づくりを推進する。第1回委員会で宮国匡さんを会長に決めた。



旧西中共同製糖場煙突=城辺西里添

旧西中共同製糖場煙突=城辺西里添

 城辺西里添に建つイギリス積みのれんが造り煙突の基部の平面は2・7㍍角で高さは13㍍。宮古島の製糖業を象徴する建造物で、県内でも希少な昭和前期の製糖工場の遺構。2012年に国の有形文化財(建造物)に登録された。

 この貴重な建造物を守りながら地域の活性化を図ろうと、久貝英世さんらがサタヤーの再現を柱とするプロジェクトを企画。地域の住民が同企画に理解を示し、検討委発足に至った。

 第1回委員会には市の文化財担当職員らも出席。互いに意見交換をしながらプロジェクトの実現を目指す方向性を確認した。

 宮国会長は「何十年もあの煙突を見ながら育ってきた。幸いにして久貝さんがこのようなプロジェクトを企画してくれた。煙突の保存、継承のためにできる限り頑張りたい」と決意を述べた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

2024年11月14日(木)9:00
9:00

牧山公園活用へ要望集約/市観光商工課

構想策定へ整備方針説明/地域住民との意見交換会   市観光商工課(砂川晃徳課長)は12日、伊良部牧山公園活用基本構想の策定に向けた伊良部地域住民との意見交換会を伊良部球場会議室で行った。事務局が展望台や周辺整備など市観光推進協議会の議論を基にまとめた…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!