社会・全般
2013年8月16日(金)9:00
特殊詐欺被害の防止へ/かぎすま推進協
周知啓蒙でチラシ配布
年金支給日の15日、宮古島署(宮城英眞署長)や県宮古事務所、宮古島地区防犯協会などで構成する「宮古かぎすま安全なまちづくり推進協議会」(会長・下地敏彦市長)が沖縄銀行、琉球銀行の両宮古支店でチラシを配布し、銀行を訪れる人たちに特殊詐欺被害防止広報啓発を行った。
宮古島署管内では2013年に特殊詐欺被害の認知はないものの、未然に防止した事案が2件あった。
県全体では特殊詐欺に関する相談などが後を絶たないことから、時間と場所を選ばないこのような犯罪に注意するよう市民に呼び掛けている。
同署管内で今年発生した事案は投資金を回復できるとの名目で50万円相当の有価証券を送るよう連絡があった。また、宝くじに当選したので、現金と宝石を受け取ることができる。そのためには為替を送る必要があるなどと連絡してきた。ともに郵便局の職員が不審に思い警察に連絡。両事案とも被害を未然に防止した。