下地部 ポンプ車操法で初V/消防操法大会
小型操法と応用は狩俣部/消火技術競う
第23回宮古地区支部消防操法大会(主催・県消防協会宮古地区支部)が23日、市消防本部で開催された。ポンプ車操法と小型ポンプ車操法、応用の部の3部門に、10チームが参加。日ごろの訓練の成果を競い合った。競技の結果、ポンプ車操法は下地分団下地部が初優勝。小型ポンプ操法と応用の部は平良分団狩俣部が制した。優勝チームは10月24日に開催される県大会に地区代表として出場する。
大会では、団員らは息の合った連携でホースを延ばし、素早く正確な消火技術を競った。団員たちは指揮者の号令に従い、きびきびとした動作を披露した。
同支部の前川尚誼支部長は「この大会は消防活動の進歩や充実に寄与することが目的。きょうははつらつと競技してほしい。また、優勝チームは県大会で活躍してほしい」とあいさつした。
下地敏彦市長も激励のあいさつで「これからも消防本部と連携し、市民の生命、財産を守るための活動に頑張ってほしい」と呼び掛けた。
選手を代表し、平良分団島尻部の伊佐正信さんが「日ごろの成果を発揮して正々堂々と競技することを誓う」と宣誓した。
同大会は消防団員の意識の高揚を図り、消防活動の進歩充実などを目的に隔年開催している。
結果は次の通り。
【ポンプ車操法】優勝=下地分団下地部▽2位=平良分団島尻部▽3位=平良分団西辺部
【小型ポンプ操法】優勝=平良分団狩俣部▽2位=平良分団久松部▽3位=平良分団西辺部
【応用の部】優勝=平良分団狩俣部▽2位=平良分団島尻部▽3位=平良分団西辺部