「囲碁は楽しい」/夏休み子ども囲碁教室
40人参加、基礎学び終了
こすみ囲碁教室(池間博美主宰)の夏休み子ども囲碁教室が25日、終了した。23~25日までの3日間に約40人が参加。池間さんや日本棋院囲碁普及員の親泊宗二さんを講師に、石の取り方など囲碁の基本を習得した。
夏休み囲碁教室は子どもたちに囲碁を体験してもらうことや、囲碁普及を目的に初めて開催した。
最終日は10人余が参加。子どもたちは九路盤などを使い、石の取り合いに夢中になった。
平一小3年の安谷屋仁菜さんは「囲碁は勝負するところが面白い。家でも妹(一緒に参加した李音さん)と打ちたい」と囲碁を大好きになった様子。
「囲碁は楽しい」と話す大屋瑞妃さん(北小3年)は、男の子を相手にたくさん石を取り、うれしそうだった。
こすみでは今後も引き続き、毎週1回土曜日に子ども囲碁教室を開く。池間さんは「大勢の子どもたちが参加したのは、囲碁に対する親の関心の現れだと思う。今回の教室を機に、囲碁の良さを伝えていきたい」と話した。
囲碁は「手談」とも呼ばれ、初対面の人や言葉の通じない外国人とでも楽しめるゲーム。判断力や思考力などを培うといわれている。