健康、職場から広げよう
労働衛生大会で宣言採択
2013年度宮古地区労働衛生大会(主催・県労働基準協会宮古支部など)が13日、市中央公民館で開かれた。各事業所などから約80人が参加し、快適な職場環境づくりや生活習慣病予防、健康増進について理解を深めた。「いつまでも健康で働き続けられる職場の実現を目指すこと」を盛り込んだ大会宣言を全会一致で採択。全員で指差し呼称を行い、気持ちを一つにした。
今年度の大会スローガンは「健康管理進める広げる職場から」
主催者を代表して県労働基準協会宮古支部の友利寛忠支部長は「自分の体の状態は自分がよく分かる。健康管理は自分のため、家族のためということを再認識してほしい」と述べ、適度な運動や定期検診、自己チェックを促した。
宮古労働基準監督署の南隆功署長は「労使が一体となり、地域と連携し、宮古地区から県内外に『健康づくり』が発信できることを期待する」と述べ▽いつまでも健康で働き続けられるための職場づくり▽生き生きと健康で長生きするための健康づくり-に取り組むよう呼び掛けた。
市健康運動指導士の平良真菜美さんが「からだを動かす事の意味~健康って転がっているの?~」の演題で特別講演を行った。
同大会は10月1~7日まで行われる全国労働衛生週間にちなんで毎年行われている。