飲酒運転の根絶誓う
秋の交通安全運動出発式/200人参加
秋の全国交通安全運動(21~30日)の宮古地区出発式(主催・市交通安全推進協議会)が20日、市中央公民館で開かれた。交通安全推進機関・団体から約200人が参加し、交通事故防止と飲酒運転の根絶などを誓い合った。意見発表では市民を代表して當間桂子さんが「事故のない美ぎ島宮古づくりに頑張りたい」と決意を示した。
今年は「だいじだね おさきにどうぞの おもいやり」をスローガンに各種活動を展開する。
県の独自の運動重点は「二輪車の交通事故防止(特に若者を含めたマナーアップ推進)」。
全国の重点は▽夕暮れ時と夜間の歩行中・自転車乗用中の交通事故防止(特に、反射材用品等の着用推進および自転車前照灯の点灯徹底)▽すべての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用徹底▽飲酒運転の根絶-の3項目。
主催者あいさつで同協議会長の下地敏彦市長(代読)が「飲酒運転根絶に向け、家庭、職場、地域がその悪質性、危険性、反社会性、事故を起こした場合の責任の重大性を訴え続けることが大切」と訴え、圏域全体で根絶に向けて取り組むことを呼び掛けた。
宮古島署の宮城英眞署長、県宮古事務所の安里肇所長(代読)も激励のあいさつを行い、同運動を盛り上げた安全安心な地域づくりを訴えた。
そのほか、昨年行われた市老人クラブ連合会主催の第4回交通安全意見発表大会で最優秀賞を受賞した當間さんが意見発表を行った。
最後は、宮古島地区交通安全協会の宮里敏男会長が出発式メッセージとして▽酒を飲んだら運転しない▽二日酔いになるまで深酒しない▽酔いつぶれて路上寝をしない▽うっかりぼんやり運転をしない▽交差点では必ず止まって安全確認をする-を呼び掛けた。