海の生き物が満載/NPOいけま福祉支援センター
池間カレンダーを発刊
NPO法人いけま福祉支援センター(前泊博美理事長)がこのほど、池間島のご当地カレンダー「池間の海のいきものカレンダー2014」を発刊した。池間島や八重干瀬周辺に生息する海の生物300種類以上が1日ごとに紹介されている。カレンダーは来月1日から販売する。
カレンダーでは、色とりどりの魚や貝、ヒトデ、ナマコなどを紹介。それぞれ和名と「池間名」を記した。
旧暦や池間島の潮の干満、行事や祭祀といった情報も満載。地元の漁師が書いた「吉進丸船長のノートより」では池間島や八重干瀬、魚のことをより深く知ることができる。
同センターは「この豊かな海と、そこに寄り添って暮らしてきた先人たちの知恵は池間島の宝。この宝物をカレンダーという身近な形で多くの方に届けたい」としており、カレンダーを通して一人でも多くの人に池間島のことを知ってほしいと期待を込める。
カレンダーは25日から3日間、池間島のミャークヅツが行われる会場で先行販売。来月1日からは書店など市内各地で販売する。価格は1冊1500円。売上金は池間島の島おこし活動で活用される。