社会・全般
2013年10月26日(土)9:00
島の平安と豊穣願う
宮古神社で「宵宮祭」
宮古神社で25日、「例大祭」の前夜祭にあたる行事「宵宮祭」が厳かに執り行われた。参拝者らは、1年間の豊作に感謝し、向こう1年間の島の平安や五穀豊穣や無病息災、家内安全などを願った。舞踊の奉納も行われ祭礼行事に花を添えた。
例大祭は、神社で毎年行う祭祀のうち最も重要とされる行事。本番はきょう午後2時から行われる。
午後5時の太鼓の音で始まった宵宮祭は参拝者を清めるおはらいや、一層の加護が頂けるようにと宮司が祝詞奏上するなど、神事にのっとって行われた。
久田流家元・久田多嘉子舞踊研究所の門下生らが奉納舞踊を披露。あでやかな衣装に身を包み、四つ竹を手に優雅に舞った。
例大祭は宮古神社の渡慶次馨宮司、神職の奥間寛次さんらが執り行った。
「宵宮祭」後、渡慶次宮司は10月2日夜に行われた「伊勢神宮式年遷宮」に参加したことを報告した。