社会・全般
2013年10月26日(土)9:00
強風でカボチャ被害/平良成川
3~4割の苗が折れる
強い風にあおられ、一部のカボチャで被害が出ている。平良成川地区の圃場では3~4割の苗の茎が折れる被害が発生。生産者の川満健一さんは「この時期にこういう被害が出るのは初めてだ」と肩を落とした。
川満さんの圃場は、畝ごとに防風ネットを張り、側にはソルゴーも植えるなどして防風を徹底している。
だが、この2日間の強い風によって3~4割程度の苗の茎が折れたという。
川満さんによると風が巻いていることが要因。一方向から吹けば倒れるだけだが、別方向からも強い風が吹いたため、苗が耐えきれずに折れたとみている。
被害に遭ったカボチャの苗は今月7日に植え付けたもの。川満さんは「一番重要な時期の被害。強い風が長く吹いているが、暴風警報も出ていないのにこれだけの被害が出るのは初めてのこと」と話した。
風は次第に弱まっており26日昼ごろに強風注意報は解除される見込み。