地域上げイベント多彩/宮原まつり盛況
「第3回宮原祭りin高野」が2日夕、高野集落センターで開催された。主催は宮原小の統廃合問題をきっかけに昨年発足した宮原地域活性化協議会の祭り実行委員会。地域を挙げたイベントは多彩な余興で盛り上がった。
あいさつで根間玄喜実行委員長は「祭りは若者を呼び戻すことや、人口増につながる第一歩になればと開催している」と述べ、同イベントには統廃合問題に一石を投じる狙いがあることも明らかにした。
祭りには住民や他地域からも大勢訪れ、盛況となった。牛汁や焼き鳥、揚げ魚などを格安販売。お茶、コーラ、ジュースを無料で振る舞いもてなした。
プログラムは「琉球國祭り太鼓」の迫力あふれるエイサーで幕を開けた。
宮原小の児童が踊りに躍動。観客らが、指笛や手拍子で後押しした。
ジョルジュが伸びやかな歌声を披露。宮原老人クラブの踊りや池間清光さんの三線、楠木幸子さんの日舞、宮原婦人会の踊り、狩俣恵吉さんのギター、星野京子さんの歌謡ショー、お楽しみ抽選会やバンド演奏など多彩なプログラムが続き、祭りは最後まで盛り上がった。
余興の途中には川満富夫高野自治会長と川満定秀宮原自治会長が乾杯の音頭を取り、宮原学区のさらなる活性化を祈念した。