嘉手納小から113人来島
受け入れ農家で農業体験も
県が実施する沖縄離島体験交流促進事業の一環として嘉手納町の嘉手納小学校から5年生3クラス113人が7日、2泊3日の日程で来島した。期間中は砂川小学校の児童との交流や受け入れ農家の日常生活を一緒に体験する。
城辺農村環境改善センターで行われた入島式で、嘉手納小の金城勇一教頭は「これから2泊3日の日程で各家庭にお世話になる。それぞれの家庭のマナーやルールを守ってたくさんのことを経験してほしい」と呼び掛けた。
受け入れ農家を代表して仲間寛安さんは「期間中はいろいろなことを体験すると思う。宮古島で楽しい思い出をたくさん作ってほしい」と述べた。
入島式後には、受け入れ農家の家族と児童たちが一緒に昼食の弁当を食べたほか、砂川小学校の児童との交流も行われ、児童たちは初日から楽しいひとときを過ごした。
2日目の8日は、家業体験やゆし豆腐づくりのほか、地下ダム資料館やファームポンドの見学を行う。
また、午後7時からは同改善センターで家族運動会(交流会)も予定されている。
同事業は、将来を担う児童生徒が、離島の重要性、特殊性およびその魅力に対する認識を深めるとともに、沖縄本島と離島との交流促進により、離島地域の活性化を図ることを目的に実施している。旅費は県が負担している。