餅つきで思い出づくり/宮島小学校
地域住民招き稲収穫祭
宮島小学校(屋嘉比俊哉校長)で17日午後、収穫祭が開かれ、児童9人が7月に校内の田んぼで収穫したもち米を使って餅つきを楽しんだ。ついた餅はあんこ餅やきな粉餅にして地域の人と一緒に食べ、それぞれ舌鼓を打っていた。
稲刈りは7月に実施。もち米以外の米は地域の人たちにプレゼントし、日ごろの教育活動に対する熱心な協力に感謝を込めた。
児童9人は力を合わせて餅をついた。大人の助けを借りながら「ヨイショ、ヨイショ」という掛け声とともに杵を振り、一足早い正月気分を満喫した。
その後はお母さんと一緒にあんこ餅やきな粉餅、みたらし団子をつくった。やわらかい餅に満遍なくきな粉をまぶしたり、あんこを餅でくるんだりしながら餅料理をつくった。
出来上がった餅は収穫祭に招いた地域の人たちに振る舞った。子どもたちも試食し、その美味に笑顔を見せていた。
児童会長の辺土名仁美さんは「収穫量が少なかったので心配だったけど、無事に収穫祭を開くことができて良かった。餅つきをみんなで楽しめた」と満面の笑みを浮かべた。「小さい学校だけどいつも支えてくれる地域の皆さんがいるから頑張れる」とも話し、地域住民の支えに感謝した。