「また来年来るんだよ」
帰省客のUターンで混雑/宮古空港
年末年始を宮古島で過ごした人たちのUターンラッシュが始まっている。4日の宮古空港はUターン客と見送りの人たちで終日混雑した。「気を付けてね」「また来るんだよ」。大きな荷物を抱えた人たちが家族や親戚、友人らに見送られ古里を後にした。
年末に帰省した人が利用する航空各社の上り便は2日からピークを迎え、予約率は2日から3日間連続で80%台、4日が89・2%で最も高かった。
4日の空港は朝から多くの人出でにぎわった。帰省客はお土産などが入った荷物を預けながら搭乗手続きを済ませると、家族や親戚に見送られながら次々と待合室に入室した。
待合室前では見送りの家族らが子や孫に手を振りながら「また来年ね」「次は夏休みにおいで」などと声を掛けていた。
翁長昌枝さん(32)は年末12月28日から子ども3人を連れて帰省し、古里で楽しい時間を過ごした。翁長さんは「年末年始は観光などを楽しみ、家族とともに良い正月を迎えることができた」と笑顔だった。
翁長さんの父山里克洋さん(59)は「孫たちの帰省は毎年の楽しみ。かわいい孫と過ごせる正月は本当にうれしい」と話し、沖縄本島のうるま市に戻る娘と孫に優しい視線を送っていた。
きょう5日もUターンラッシュは続く。