一流の吹奏楽を披露・陸上自衛隊中央音楽隊
青潮園に出前演奏
「みやーく特別演奏会」(8日、マティダ市民劇場)」のため来島している陸上自衛隊中央音楽隊(武田晃隊長)のメンバーらは7日、障害者福祉施設「青潮園」で、一流の吹奏楽を披露した。同楽団の来島は初めて。利用者らが迫力あふれる生の演奏を堪能した。
中央音楽隊は防衛大臣直轄の音楽隊。隊員は全国に21ある自衛隊の音楽隊から選抜した精鋭だ。活動の範囲は国賓・公賓の歓迎行事や国家的行事での演奏、音楽文化や教育への貢献など幅広い。
地方演奏は地域の人々との交流や、自衛隊に理解を深めてもらうことが目的。青潮園への出前演奏は、本番会場に足を運べない利用者に配慮した。
演奏には12人出演した。メンバーらが「聖者の行進」を演奏しながらフロアに登場し、ダイナミックな動きで圧巻な音色を響かすと、手拍子が沸き起こるなど演奏会は最初から盛り上がった。
2曲目もにぎやかな「リパブリック賛歌」。トランペットやトロンボーン、クラリネット、サックスなどの音が一つになり、爆発した。
「みゃーく特別演奏会」は午後2時と午後7時の2回開演する。