郷土の特産物が満載/宮古フェア
タイムスビルで開幕
【那覇支社】宮古自慢の味と伝統の技を一堂に集めた「んみゃ~ち美ぎ島 宮古島 観光・物産と芸能フェア」(主催・宮古島市、沖縄タイムス社)が28日、那覇市のタイムスビルで始まった。3月2日までの3日間に島の特産品をそろえた観光・物産フェアと郷土芸能の公演で宮古の魅力をアピールする。今回の開催は県内の地域活性化を目的とした「沖縄タイムスふるさと元気応援企画」の第5弾。
同フェアがオープンすると1階玄関ホールでは宮古そばやヤギ汁、宮古牛のほか、産地直送の新鮮な野菜やモズク、油みそ、黒糖などの出展ブースに、郷友らの大勢の買い物客で賑わいを見せ、試食や試飲しながら食材を買い求めていた。
1階ブースには泡盛古酒カップの新商品や陶器ボトル、雪塩を使ったお菓子なども出展され、屋外広場では宮古そばやゴーヤー・ニンジン入りかき揚げ、カボチャ入りサタパンビンなどを調理して出店販売している。2階ギャラリーでは宮古上布の十字かすりや帯、バック、小物などを展示販売。糸紡ぎの実演・体験コーナーやパネル展示、牛の角や藍染めなどの工芸品も取りそろえた。
1、2の両日は3階ホールで「宮古島の歌と踊り」が上演される。古くから受け継がれた各地区の伝統芸能や民謡協会、琉舞研究所など計26演目が披露される。
オープニングセレモニーは、長濱政治副市長や豊平良孝社長、真栄城徳彦市議会議長、古波蔵和夫郷友連合会長、下地義治商工会議所会長、豊見山健児観光協会長の6氏がテープカット。長濱副市長は「多くの方々に来場いただき、宮古島の特産品や伝統芸能の魅力を十分に感じてほしい」とあいさつした。