社会・全般
2014年4月3日(木)9:00
サニツ、潮干狩り満喫
家族連れでにぎわう
宮古の伝統行事「サニツ(浜下り)」に当たる旧暦3月3日の2日、家族連れらが干上がった浜辺やサンゴ礁に繰り出し、潮干狩りでにぎわった。
この日は快晴に恵まれ、絶好の潮干狩り日和。子供たちは春休みとあって大喜び。潮風を浴びながら思う存分に満喫した。
潮干狩りポイントのうち、池間島西側のイラ干瀬とツマ干瀬には、約200人の家族連れが訪れサザエなどを採取し、歓声を上げていた。
一方、平良の大浦湾では、大勢の家族連れが訪れシナ(イソハマグリ)と呼ばれる二枚貝を取りながら家族の絆を深めていた。
伝統を重んじる池間や佐良浜では、海水で体を清める儀式「ミナンガハナ(三波の花)」が行われた。女性たちが波打ち際で押し寄せる波頭をすくい、顔や手などを洗って全身を清めた。