夢を語る活動決意/就農青年クラブ総会
14年度の活動方針など承認
宮古地区就農青年クラブ連絡協議会(宮平浩幸会長)は23日、2014年度の定期総会を宮古農村青少年教育センターで開いた。総会では「就農青年の絆を深め、生産技術を高め、地域農業活性化に挑め」とする活動目標を確認。14年度の活動方針には青年農業者相互のネットワーク拡充や組織活動の活性化などを盛り込んだ。役員改選も行い宮平会長を再選した。
あいさつで宮平会長は「農業の夢を語れる会にしていきたい」と14年度の活動に懸ける決意を新たにした。
県宮古農林水産振興センターの平良正彦農業改良普及課長は、農家の高齢化に伴い不足している担い手の確保や個々の農家によってばらつきがある栽培技術の高位平準化に、青年の力を発揮するよう期待を込めた。
砂川寛裕宮古地区農林漁業士会長は、クラブ会員の経営発展に向け①農林水産大臣賞などを受賞した高い技術を持つ先輩たちの指導助言を求める②農業関係補助事業の活用―などを促した。
13年度の活動実績は①保育園での食育活動②産業まつりでの野菜苗即売③現地検討会④指導農業士との情報交換会⑤農業生産に係る一斉防犯パトロール⑥夜間の農業防犯パトロール―などを報告した。
活動方針には経営主としての資質向上や「安心・安全な農産物販売」を通した消費者との交流なども組み込んだ。
新役員は次の通り。(敬称略)
会長=宮平浩幸▽副会長=砂川龍司▽会計=重田康行▽監査員=池村洋輝、島袋雅也