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社会・全般
2014年5月20日(火)9:00

親子ともに胸踊らせ/おはなしフェスタ

物語の世界へ誘う/読み聞かせ団体が一堂に


会場には約350人の親子が訪れ、舞台で繰り広げられる演目に夢中になった=18日、市平良老人福祉センター

会場には約350人の親子が訪れ、舞台で繰り広げられる演目に夢中になった=18日、市平良老人福祉センター

 児童福祉月間(5月1~31日)にちなみ、第11回ふれあいおはなしフェスティバル(主催・市社会福祉協議会、同実行委員会)が18日、市平良老人福祉センターで催され、約350人の親子が「読み聞かせ」などの舞台を楽しんだ。次々と展開される舞台の演目に子供たちは夢中になって見入り、大きな歓声を上げて喜んだ。

 同フェスティバルは、普段から市内の学校などで活動を繰り広げている「読み聞かせ」の会などのグループの成果を披露する場ともなっている。親子のふれあいの場をつくり、読み聞かせボランティア同士の交流や、子育て中の保護者との交流を深める中で、子供たちの健やかな成長を祈念する市社協の児童青少年福祉活動事業の一環として例年開催している。

 今回のフェスティバルには、人形劇団んまだいしょう、絵本の会ひまわり(東小)、おはなしクラブももたろう(北小)、南小ピーターパン、読み聞かせの会アトム(久松小)、宮原小赤ずきん、下地手話サークルひまわりの会、男塾の団体が出演協力した。

 舞台では「読み聞かせ」の朗読に合わせながら、紙芝居やぺープサート劇、ロール絵本などの演目が繰り広げられた。

 また、市の男性保育士で組織する男塾のメンバーによる出し物では、男性保育士らが歌に合わせて愉快なダンスを披露したり、コントを連発したりして会場を沸かせた。フィナーレでは出演、協力団体全員が舞台に上がり、手を振って、にぎやかなうちに幕を下ろした。

 同市社協事務局の新城裕子さんは「この事業は赤い羽根共同募金分配金で運営されているが、例年多くの親子が訪れ、子供の情操を育むよい機会となっている。また、各地域の読み聞かせボランティアが一堂に会することで、交流と親睦を図る絶好の機会となっている」と説明し、多くの来場を喜んでいた。


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