宮古-関西線運航再開へ/ANA
6~9月 1日1往復
全日空(ANA)沖縄支店は21日、宮古-関西国際空港線を6月1日から9月30日までの4カ月間、1日1往復、期間運航させると発表した。ANAの同路線は2006年10月31日以来の運航再開で、同支店では今期間中の搭乗率などを見て、今後の継続運航の可能性について判断したいとの考えを示している。
運航時間帯は関西発午前9時台、宮古発は午後0時台を予定。使用機材はボーイング737で、座席数は120~176席。主な運賃は、片道運賃が5万1000円(ピーク時5万3300円)、往復運賃(片道)は4万5000円(同4万6900円)。「ビジネスきっぷ」と「出張@割」は4万3850円(同4万6900円または5万2800円)。
今回の期間運航について同支店では「夏休み期間ということもあり、客層は大阪エリアからのレジャー客やプレジャー事業が中心と考えられる。個人客や宮古島関係者などの需要も見込まれると思う」と語るとともに、搭乗率は期間全体で70%を目標とする考えを示した。
今後の継続運航の可能性については「路線再開ということで、需要のある4カ月を就航させ、その結果を見ながら継続するか判断したい」との方針を示した。
宮古島観光協会は「伊良部大橋も開通するし、今年は市政施行10周年になる。新年早々、非常にうれしいニュース。さらに宮古島の観光入域数の増加が期待できる」と運航再開に伴う観光客増に期待を示した。
ANAの同路線は1994年9月に就航し、06年10月まで1日1往復、就航していた。