地域の緑化に協力を
緑の募金運動始まる
宮古島市緑の募金運動開始式が2日、市内スーパー前の駐車場で行われた。開始式には県、市の関係部署から職員ら約50人が参加。ミスブーゲンビレアの狩俣かおりさんも加わり、買い物に訪れる市民らに募金を呼び掛けた。募金は公園、街路の植樹や保護管理、学校、地域緑化などに活用されている。
市農林水産部の村吉順栄部長が「支部としても花と緑と香りいっぱいの美ら島作りを目指して今年の募金目標額を250万円に設定し取り組んでいる。ぜひ協力してほしい」と宮古島緑化支部長を務める下地敏彦市長のあいさつを代読した。
県農林水産整備課の真境名達怡課長が「募金活動を通して、一人一人が心に描く、花と緑あふれる美ら島を実現するための一歩となることを期待している」と宮古農林水産振興センターの前田幹男所長の激励文を代読した。
ひばり保育園(下地宏幸園長)の園児14人がかわいらしい踊りなどを披露し、開始式を彩った。
イヌマキの苗120本、ベゴニアなど花苗200本が準備され、募金した人たちに無料で配布された。
緑の募金運動は森林や緑は国民、県民共通の財産との認識のもとで、県民、市民の自発的な協力で森づくりや緑化運動を推進することなどを目的としている。
2014年は県全体で4089万2622円の募金協力が寄せられた。
緑の募金運動は県緑化推進委員会・市町村が主催し、1日から4月30日までを募金期間に定め、今月いっぱいを募金集中期間に指定している。