お気に入りの花求め/市みどり推進課きょうまで
苗花苗木の安価販売/市民らどっと
市みどり推進課(根間正三郎課長)は4日、同課がある平良袖山地区で苗木と花苗を販売した。市場価格より安価とあって、あいにくの雨模様にもかかわらず市民らが大勢訪れ、目当ての苗木や花苗を買い求めていた。販売はきょう5日午後4時まで。
緑の募金運動(2~4月)に伴い、緑化運動の充実を図り美しい島の景観づくりを推進しようと実施した。
販売された苗木の種類は▽イヌマキ▽ハイビスカス▽クロキ▽ヤブツバキ▽アレカラシ▽クロトン▽セイロンマンリュウ▽モクタチバナ▽マニラヤシ-で高さは約1㍍、価格は1本200円。
花苗は▽インパチェンス▽ビオラ▽パンジー▽ベゴニア▽サルビア-などで1本40円。中には25本や50本とまとめて買う市民も見られ、緑化に対する意識の広がりがうかがえた。
訪れた代男性は、「生活の中に花があるのはとても良い。安い価格での販売は市民にとってはありがたい。今後も定期的に続けてほしい」と話した。
根間課長は「こんなにも多くの市民が訪れるとはびっくりした。花や樹木の栽培を通して、隣近所や地域に環境美化の機運が高まっていけばうれしい」と語った。
初日は花苗約6000本、苗木は約1400本が売れた。インパチェンスは売り切れ、他の花苗も数少なくなっているという。
販売時間は午前9時~午後4時まで(正午~午後1時までは休憩)。問い合わせは市みどり推進課(電話72・9784、72・9815)まで。